マイホームを考える『工事着工までの段取り』 地鎮祭に付いて [マイホーム]

このブログは。木造住宅建築の場合です。 尚、この記載の全体を見たい方は私のホームページ http://www4.kcn.ne.jp/~s-yosida/ の私の現場管理 鉄骨3階建て住宅 ・ 木造2階建て住宅をご覧下さい。




○地 鎮 祭 に付いて

地鎮祭とは

 地鎮祭とは建築にとりかかる前に、その土地の神を祭ってその土地に手を加える事をお許しを願い工事の無事を祈る宗教的儀式です。
 地鎮祭には、神式と仏式とが有りますが普通神式で行われます。

地鎮祭は必要か

 建築の前に地鎮祭をとり行うか、行わないかは、本人及びその周囲の人の考え方次第です。
  本人及びその周囲の人があまり気にしていない場合で有れば、しいて行わなくても良いと思います。
  本人はあまり気にしていない場合でも、周囲の人(特にご両親等)が気にする場合はとり行ったほうが良いと思います。
  本人が気にする場合は、必ずとり行いましょう。
 官公庁の工事に於いても地鎮祭はとり行われますが、政教分離の観点から憲法違反で無いか争われ、最高裁の判決により、地鎮祭は社会の一般的な慣習に従った儀礼的世俗的な儀式であり、その効果が特定の宗教を援助、助長、促進し、他の宗教を圧迫、干渉しない限り、憲法による宗教的活動とは認められないと言う判決が出ております。


地鎮祭を執り行う場合

 1.まず決めて置く事・して置く事

   日柄の選定  普通暦により日柄の良い日を選びます。
   出席者の選別 施主側の出席予定者に連絡して依頼致します。工事関係者の出席人数を確認して置きます。
    草刈り   現場に草が生えている場合には、事前に草刈をして置きます。
    ご祝儀の事 普通ほとんどの方はされません。される場合は普通の家の新築で5,000~10,000円程度です。

 2.本人又は現場監督が最寄の神社に出向き地鎮祭を依頼して、神主と打ち合わせを致します。

    神社との打合せ事項

     地鎮祭の日時 (雨天の場合決行するか、しないか施主と打ち合わせておく)
     費用の事
     神社にて用意する物、施主にて用意する物の事
     お供え物の事
     神社にて用意する物の運搬の件
     神主の往復の交通の件

 3.地鎮祭の世話人(現場監督等)に用意を依頼致します。

    世話人に伝える事

     地鎮祭の日時
     雨天に決行するのか、しないかの事
     用意して貰う物の事

    世話人にて用意する物

     笹竹 4本・注連縄(しめなわ)・砂(少々)・木杭 4本・折りたたみ椅子(10脚程度)・かけや他等です。
     ※雨天決行の場合には、テント(1.5間×2間程度)一張り・ブルーシート一枚(テントの中に敷く為)用意致します。

 4.関係者への連絡

    施主の家族・以前出席を依頼した関係者・設計者・施工会社(現場監督等)へ連絡致します。

 5.地鎮祭の当日

    当日朝一番(又は前日迄に)世話人にて、笹竹・注連縄等のセットを致します。
    神主の到着次第祭壇等をセットを致します。
    打合わせた時間に地鎮祭を執り行います。(1時間程度です)
    式典は神主の指示通に進行致します。
    式典終了後祭壇のお供え者は施主にて収めます。

               以上にて終了です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。